キハ125製作記(2)

〜下回りの加工を中心に〜


前ページで車体は組み上がったので、ここからは下回りの加工に取りかかります。

前述の通り三陸鉄道36形の動力ユニットを使用します。このままだと台車が明らかに違うので・・・

形態の似ているTOMIXのキハ120用動力台車(WDT54)に振り替えます。無加工で組み込めると思っていたら・・・あれ、はまらない!

そう、よく見ると、台車取り付け部の構造が違っていたのです。(WDT54の方が若干幅が広い)どうすればうまく取りつけられるかと悩んだ末・・・

ダイキャストブロックに加工を施すことにしました。台車取り付け部のところを金属やすりで少し広げて、台車がうまく回るようにします。ついでに、TNカプラーの取り付けを容易にするため、両端も削っておきます。

削り終わったら、元通り動力ユニットを組み立て、動力台車もはめます。試運転の結果、急勾配区間でもない限り特に支障はない、との結果が出ました(笑)。TNカプラーはエポキシ系接着剤で固定します。

最後にスカートを加工します。キハ120用のTNカプラーには残念ながらスカートが付いていないので(付いていればこれが一番楽だったのに)、KATOキハ40系用のスカートを使います。プラ板で形態を整え、スノープラウを可能な限り薄く削って、最後に車体色のイエローを塗ります。実車とは少し形が違いますが、ここは雰囲気重視ということで我慢します。なお、ドアステップと干渉する部分があるので、そこはカッターナイフなどで削っておきます。加工が終わったら、エポキシ系接着剤でTNカプラーに固定します。

こうして加工した動力ユニットを組みこんで、キハ125の完成です。めでたしめでたし。

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