717系900番台製作記(1)

〜クモハ717‐901の製作〜


種車は、実物通りモハ456とクモハ457(いずれもKATO)です。

ほかに必要なものといえば、クハ455の車体に、キハ47の車体です。クハ455はクモハ716‐900の増設運転台に、キハ47は増設客用ドア部分にそれぞれ使用します。

まず、加工が簡単なクモハ717‐900から作っていきます。

クモハ457の屋根から、クーラー台座とベンチレーターをすべて撤去し、プラ板で穴埋めします。撤去作業の際に不覚にもつけてしまった傷も、この時点で修正しておきます。

MG用空気取り入れ口はTOMIXのパーツに交換するため、取り付け穴と台座をつけておきます。ランボードはグリーンマックスの113系初期形キットからの流用です。

いよいよ車体の加工に入りますが、切り継ぎの前に、運転台回りの加工は済ませておきます。クモハ717‐901の場合、ヘッドライトは種車の「大目玉」のままでよいのですが、タイフォンの形状が製品は違うので、銀河モデルのヘッドライトレンズを流用してそれらしい形に直しておきます。写真の段階ではまだやっていませんが(というより撮った後で気付いたのですが)、運転台窓下の通風口らしきモールドも撤去しておきます。

キハ47の車体は、先述の通りドア部分だけを使用するため、このようにバラバラに切り離してしまいます。

その後成形するのですが、言うまでもないことですが直角がきちんと出るように丁寧にやすりがけしていきます。

成形が終わった段階のドア部分。ドア点検口は実物とは若干異なるのですが目をつぶります。

クモハ457の車体をこのように切り欠きます。目安は車体中央のドア表示灯のモールドを中心に2cmくらいです。

キハ47から切り出したドア部分を、車体裾部のラインが揃うようにしてはめこみます。(これはクモハ457とキハ47で側板の高さが違うため。はみ出た部分はツライチになるようにやすりで成形します。)

接合部分のやすりがけをして、該当箇所の雨樋も作り直して、クモハ717‐901の車体は完成です。

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