485系「赤いかもめ」
1990年に登場したJR九州485系の塗装変更のさきがけとなった編成で、NゲージではTOMIXが製品化しています。各種ロゴも決まっていて雰囲気はそこそこ捉えているのですが、よく見ると実物とはかなり違うところがあるのが分かります。
サロ481-81
最大の難点は、サロ481がセットに含まれていないことです。もともとTOMIXがプロトタイプにしたのは東北向け1000番台なので、0番台とは構造が違うため仕方のないことなのでしょう。そこでKATOのサロ481をベースに、塗装の変更を施して作りました。実車はドアと反対側のトイレは業務用室に改造してあるので、トイレ窓を埋めてあります。「KAMOME EXPRESS」のロゴは、プリントゴッコで製版してクリアーデカールに印刷して再現しましたが、窓下のロゴが大きすぎました。本当は3列改造したかったのですが、これも見送りました。
クロハ481-9
ご覧の通り「かもめエクスプレス」塗装ではないのですが、サロが編成からはずされる代わりに「RED EXPRESS」塗装のクロハ481が組み込まれたので、その晩年の編成を再現できるようにクハ481-1000の塗り替えによって作りました。