103系1500番台 トイレ取付改造車(E11編成)


1.クハ103-1511

2003年3月のダイヤ改正に合わせて登場した、トイレ取付改造車です(実物情報はこちら)。例によってグリーンマックスの201系先頭車の車体と、同社の国電用前面パーツセットに付属の前面とを組み合わせて製作しました。トイレ付き車であることを強調するため、床下に水タンクと汚物処理タンクを付けてみました。循環式だろうと思って雑誌記事をよく見たら、なんと真空式だそうです(地下区間の臭気対策?)。

トイレ設置部分の客室窓と妻面窓が閉鎖された状態もちゃんと再現しています。

2.モハ103-1511

こちらもクハと同じく、グリーンマックスのモハ201をベースとしています。基本的な工作は在来車両と同様です。

3.クモハ102-1511

こちらは今回新規製作となったクモハ102です。グリーンマックスの201系先頭車と、103系改造パーツセットの105系用前面とを組み合わせて製作しています。これもクハと同様部品の合いが悪くて修正に苦労しました。スカートは211系用を加工して使用、後部に3両増結することを考慮して運転台側にTNカプラーを装備しています。

※ちなみに実物のE11編成は、最初に現行の塗装に変更された編成でもあります。

※3両に共通の加工・・・ベースは上述の通りグリーンマックスの201系キットです。クーラーは例によって別売りのAU75Gを取りつけていますが、今回ランボードは113系キットからの流用としました。今回初の表現は、前面手すりの別パーツ化とドアコック蓋の表現(共にタヴァサのパーツ使用)です。使用した塗料は、前回の反省からいろいろ変えています。
・車体上半分はGM(39)アルミシルバー
・車体下半分はGSIクレオス(32)軍艦色(2)をベースにGSIクレオス(28)黒鉄色と同(33)つや消しブラック、同(101)スモークグレーから調色。前回が黒っぽすぎたのでグレー系をベースにしたのですが、それでも黒を入れ過ぎたようです。
客用扉と前面はGSIクレオス(68)モンザレッド、乗務員室扉は同(4)イエロー
車体の塗装後に、タミヤのエナメル塗料でドア合わせゴムと靴ずりの色差しをしています。

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