富士重工路線バス
TOMIXから「富士重工路線バス」が発売されています。製品は、塗装済み完成品(品番3512・2台セット/写真)と、無塗装キット(品番3599・4台セット)の2種類があります。車体の形状から、最近のモデルである「7E」と呼ばれるタイプがプロトタイプになっており、リアのナンバープレートの位置から、いすゞ車をイメージしたものと思われます。
では、実物を研究してみましょう。
昭和自動車 日産ディーゼルU-UA440LSN 1991年式 (元西武)
製品に最も近い、大型車のモデルです(但し側面方向幕の位置は異なる)。ちなみに中扉に引戸を採用したケースは、九州では少数派です。
昭和自動車 日産ディーゼルU-RM210GSN 1991年式
こちらは中型車です。大型車のデザインそのままに、車幅と全長を縮めた形となっています。中扉は2枚折戸式です。画像では分かりにくいのが残念ですが、側窓の形も製品とは異なるものとなっています。
ジェイアール九州バス(車番338-0921) 日産ディーゼルKK-RM252GAN 2000年式
上と同じく中型車ですが、今度は中扉が4枚折戸式となったパターンです。側窓もいわゆる「逆T字窓」となっているのがお分かりいただけると思います。