いすゞエルガ

トミーテック発売の「ザ・バスコレクション」シリーズ第７弾として発売予定のモデルです。（画像は相模鉄道仕様）第５弾の西工96MCに続くノンステップバスで、中ドアから後ろが１段高い「タイプＡ」と、フルフラットの「タイプＢ」に作り分けられており、事業者ごとの細かい違いも再現されています。九州では導入例が意外と少ない「エルガ」ですが、これからのレイアウトには欠かせないモデルになることでしょう。

では、実物を研究してみましょう。

熊本電気鉄道　いすゞKL-LV280N1改　2001年式

中ドアから後ろが１段高い「タイプＡ」のノンステップに該当します。三菱エアロスターの項で取り上げた産交バスもそうですが、熊本のノンステは一般車と異なる塗装であることが多く、模型化に苦労しそうです。

長崎自動車（車番2111）　いすゞKL-LV280N1

当車はワンステップ車です。長崎では坂が多いという街の特性上ノンステの導入例はほとんどありません。ノンステとの車高の違いがフロントガラスの大きさや、タイヤハウスと窓下辺の距離で感じ取れます。水平方向に２台切り継ぎ、という作業が発生するでしょうか・・・。

※改造ネタとして・・・

九州産業交通　いすゞKK-LR233E　2001年式

「エルガミオ」と呼ばれる小型車です。車体のデザインは大型車をほぼ踏襲しています。細かく切り刻むことで無理やり作れそうな気もしますが、今後シリーズ展開予定の「ミニバス編」でラインアップされるのかもしれません。