日野ブルーリボンHT/HU


TOMIXの発売元であるトミーテックが企画する「ザ・バスコレクション」シリーズの第2弾として、この日野ブルーリボンが「日産ディーゼル4R」と共に発売されました(画像は国鉄バス仕様。ちなみにJR九州バスにはこの型のバスは在籍しない)。製品は6種類のカラーバリエーションに加えてシークレットアイテムが含まれており、お目当てのものを引き当てるまで投資し続けたという方も多いのではないでしょうか(私もその一人)。しかも塗装に見合った仕様(例えば、ドア位置や形状)が作り分けられているのはさすがです。都市型・郊外型問わず、現代的なレイアウトには必須のアイテムでしょう。

では、実車を研究してみましょう。 


西肥自動車(車番H206)

九州のバス事業者でも日野ブルーリボンを積極的に使用している会社の一つがこの西肥バスです。一見ただ塗り替えるだけで済みそうですが、製品にはない中2枚折戸の表現が難しそうですね。


長崎自動車(車番3814) 日野KC-HT3KMCA 1998年式

この長崎バスは、前・後ドアなのが特徴です。製品からだと大阪市営ベースに後ドアを2枚折戸に改造することになりそうですが・・・。


昭和自動車 日野P-HT233BA 1990年式

昭和バスにはこの型の車両は2台しかいません。中2枚折戸に加えて「T字窓」だったりするので製作にはかなり手がかかりそうです。

※改造ネタとして・・・


西日本鉄道(車番8958) 日野U-HT2MMAA 1994年式

毎度お馴染み(?)西鉄バスです。日野車体と西工58MCは、よく見ると結構似ている部分があるので、部分部分を改造すれば結構形になりやすいと思います。ただ、製品の短尺に対してこちらは標準尺だったり、GMいすゞキュービックのデカールは長さの関係で使えないし、といった問題もありますが・・・。上の昭和バスとのルーバー形状の違いにもご注目ください。

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