西日本車体工業B型 96MC(その2)


2008年秋に、せっかく西鉄オリジナルバスコレが発売になったことですし、もう少し、実車について研究してみることにします。

西鉄オリジナルセットのプロトタイプとなったのは、最新型の尿素SRC車(PKG-RA274MAN)で、第11弾通常品と異なる細部も、新規金型を作成することで的確に表現されています。従来塗装と、2008年から採用されたスマートループ新塗装の2台セットです。ちなみに第11弾通常品もそうですが、室内パーツは既存品(第9弾の58MCなど)の流用なので、座席の配列が実車とは異なります。

9805(那珂川)
西鉄オリジナルセットの従来塗装の実車です。
同車のリア。
2008年式の同型車(9803〜9827)がこのタイプに該当します。
9830(吉塚)
同じく、スマートループ新塗装の実車です。
博多どんたくでのお披露目後、天神のソラリアプラザで展示されていたときの姿です。
同車のリア。
模型では省略されていますが、リアガラス直下にもLED式のブレーキランプがあります。
9478(金武)
模型ではデンソー社クーラー搭載車がプロトタイプとなっていますが、2006年式の一部、9475〜9479は、サーモキング社製クーラー搭載車です。
このクーラー、パーツ自体がありませんが・・・。
9475(土井)の後部。
2006〜2007年式の車両(9400〜9700番台)は、すべてこのような「シビリアン・テール」です。模型の汎用型テールから作り変えるのは意外と厄介かも・・・。
9372(壱岐)
こちらも尿素SRC車ですが、2005年に導入された車両はADG-車で、クーラーユニットが床下についています(前輪直後のルーバーがクーラー用)。
もっとも、模型のPKG-車はADG-車のマイナーチェンジ型なので、クーラーの表現を作り変えればそれらしいものができるわけで・・・。
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